トリマーの資格取得
近年のペットブームの影響を受け、トリマーの人気が急上昇しています。
トリマーとは、いわゆる犬や猫などのペット専門の美容師です。
人間相手の美容師は髪を切るだけですが、トリマーの仕事はペットの手入れ全般です。
具体的な内容としては、シャンプー、リンス、ブラッシング、カット、つめ切り、耳掃除などを行ないます。
動物に関わる仕事や資格には獣医師や訓練士などもありますが、それらに比べてトリマーは取得しやすく、取得者のおよそ9割が女性という特に女性の間で人気のある資格です。
動物が大好きでいつも関わっていたい、という気持ちはトリマーとして働く上で大切ですが、実際に就職するには、求められる人材になる必要があります。
では、求められる人材とは、どのような人を指すのでしょうか?
① コミュニケーションが取れる人
トリマーは、ペットとのコミュニケーションを取れるだけでは仕事は務まりません。
ペットのトリミングをするだけではなく、飼い主の要望に応えなければなりません。ときには健康や飼い方についてのアドバイスをすることもあります。
自分の言いたいことがきちんと伝えられる人が求められます。
② 健康で体力がある人
トリマーの仕事は、立ち仕事で、体力勝負の仕事でもあります。健康で体力があることが最低限必要です。
③ どんな動物でも好きな人
トリミングをするのは、自分の好きな動物だけではありません。どんな動物でも、同じように接することができる人が好ましいです。
④ 経験者や資格取得者
トリマーですから、もちろんトリミングのスキルや資格を取っていたほうが、就職には有利です。
さてトリマーの資格ですが、現在のところ公的に統一された資格試験はなく、各機関独自の認定試験を受けるか、JKC(ジャパンケネルクラブ)の資格を取得するのが一般的です。
資格の種類は、C級・B級・A級・特別A級・教士・師範の計6つの段階に分かれています。
JKCのトリマーC級を受けるには、18歳以上でJKC会員として2年以上在籍するか、JKC公認のトリマー養成機関で学ぶ方法があります。
C級に合格すれば、さらに実務経験を積んで、B級、A級、教士、師範の資格にもチャレンジすることができます。
いずれにしても、美容の知識と技術だけでなく、動物全般の健康や飼育管理の知識など幅広く身につける必要があります。
しかし、資格を取得して実務を重ね、技術を高めると同時に信頼を得ていけば、いずれ独立開業することも夢ではありません。
努力次第で収入をアップさせていける仕事であります。